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イギリスポンドについて
イギリスの通貨であるポンドは、ほかのヨーロッパ諸国のユーロとは別に、独自の路線を歩んでいます。もともと、第二次世界大戦の前までは、イギリスのポンドは基軸通貨の地位にありましたが、今では、その取引量は減って、自国イギリスを中心としたヨーロッパでの取引がメインとなっています。
ユーロ発足当時は、イギリスの経済状態も良くてポンドのほうも強い地位にあったので、とくにユーロに参加するメリットはありませんでした。それが、ユーロのほうは、参加国の増加にともない第二の基軸通貨となるまでに成長したのです。イギリスのポンドの強みは、こういった歴史的な背景から、愛着を持っている人が多いというところのようです。
また、イギリスのポンドの大きな特徴となっているのは、金利が高いというところです。高金利通貨として有名で、アメリカのドルの動きと逆の動きになることが多いのも特徴といえるかもしれません。取引量が少なく、しかも取引単位が大きいため、ハイリスク・ハイリターンの通貨ともいえます。このことも、この通貨に愛着をもっている人が多いのを示しているのかもしれません。
イギリスの経済は、その成長率が年間で2~3%前後、失業率5%と安定傾向にあります。そのため、まずは金利の動きに目を向けた取引を考えたほうがいいかもしれません。金利の高さが特徴の通貨だけに、目を離さないようにしなければなりません。とくに、月に一回実施されている金利政策委員会の動向は、ポンドの相場を見る上では外せないものといえるでしょう。